病棟薬剤師が嫌でCROに転職しました!

薬剤師として新卒時代、附属病院の外来で病棟薬剤師をしていました。まだ新人なので、仕事の内容は投薬に行く患者さんの付き添いだったり、カルテの整理だったり、他の科や病棟へのお使いだったりと雑用が中心です。しかし研修生の間ではとても勉強になる場面も多く、充実した研修として人気がありました。さて、私が担当している仕事の中に、週に一度、勤務している外来で出たリネン類を洗濯室に持っていく、というものがありました。外来なので量はほとんどありません。けれど、この仕事が嫌で嫌で仕方なかったのです。
務めていた病院は、歴史のある総合病院でした。増改築を繰り返した広い病院で、一番新しい新館は明るくて綺麗なのですが、外来がある旧館は年期の入った薄暗い病院です。そのギャップはなかなかのものだったのですが、問題の洗濯室はこの旧館の最上階にありました。しかも洗濯室の隣には、小さな霊安室が。霊安室って地下にあるイメージが強いのですが、何故かこの病院では最上階にあったのです。
洗濯場は午前中はクリーニングの人や、リネン交換をするスタッフで賑わっているのですが、午後三時を過ぎると、広い洗濯場に洗い上がった交換用のリネンを残し無人になります。外来の受け付け終了時間は午後四時。四時ぴったりに診察が終わる訳はないので、だいたいリネン交換に行ける時間はどんなにフライングをしても午後五時を過ぎます。
それでも夏はまだ良いんです。明るいから。秋の終わり以降は、真っ暗です。電気を付けても薄暗い旧館の洗濯室で、薬剤師として不謹慎だとは思いつつ横の霊安室のプレッシャーを感じずにはいられませんでした。普段マイペースな私でもこの時だけは速足大股で動き回り、我ながら驚くような素早さで必要なリネンをピックアップし、洗濯室を後にしていたことを今でもよく覚えています。残念ながら霊感はないので、何か不思議な体験をしたということは一度もないのですが、その後看護師として新たな病院に勤めた今でも、あのリネン交換は二度としたくない怖かった仕事だな、と思いだします。この仕事が嫌で現場の薬剤師を辞めて、CRAになることにしました。元々統計処理が好きだったし、薬剤師の強みも活かせるとおもったからです。でも畑違いの転職なので薬剤師求人CROとPCに打ち込んでやっと転職先を見つめました。

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